7/28/2025 投稿日 2025年7月29日 著者 かめの幸カンパニー 山梨鐐平カテゴリー 山梨鐐平の世界/トップニュース 106.切りたった廃墟の山。其の北側の狭くえぐられた谷あいのはずれ。灰色の城。城主はアントニオ・グリマニ。クレア、今日書店で唐突にグリマニ卿に声をかけられました。「うらら、クレア・グラットン嬢ではござりませんか。御久しう。御息災であられましたかな。」私、説明がわずらはしくって、「グリマニの伯父様。わたくし努めて達者でございました。伯父様ったらちっとも変わらないこと。其れでは御機嫌良ろしう。」御挨拶は頗る約めさせていただきました。