5/16/2026

176.

誰もいない月夜の通りに
一輪の薔薇が横たわっている
拾いあげて香りを嗅いだ
花は赤い灰になって
月に帰っていった
ねえクレア、ママの寝室の大きな花瓶、
あの日、音もなく割れてしまった
あの花瓶・・・。