10/7/2021 投稿日 2021年10月8日 著者 かめの幸カンパニー 山梨鐐平カテゴリー 山梨鐐平の世界/トップニュース その時、操り人形達の心の波動がそうさせたのか、はたまた偶然なのか、バシッ!と大きな音をたてて、ドクトンヴィル夫人が奏でていたハープの一番細い弦が切れ飛んだのです。人形達も静まり返ってしまいました。夫人が弦の切れ端を探してお部屋を見回しますと。ありました。お城が建造された当初から一度も閉められたことの無い、14世紀の分厚いゴブラン織りのカーテンの裏から、さながら空中に浮かんでいるかのように弦の一部が見えたのです。 (つづく)